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Q

 発起人の役割、やることは?




A


発起人は、会社概要を決め、定款を作成するなど
会社設立行為を行います。




会社概要を決め、定款作成



「発起人」が決まったら、いよいよ具体的に会社設立手続きを始めて行きます。

まず、会社概要(定款に定める内容)を決めます

  • 商号(会社名)
  • 事業目的
  • 本店所在地
  • 資本金
  • 機関(取締役など役員構成)
  • 現物出資
  • 株式について
  • 公告方法
  • 役員
  • 事業年度

など

これらが決まったら「発起人会議事録」を作成しましょう。
(発起人が1人の場合は「発起人決定書」を作成)

会社概要をもとに「定款」を作成して、
「発起人全員」が記名・押印します。

定款は、公証役場で認証を受けるのですが、
原則、全員が出頭して認証を受けることになります。
(公証役場に行けない発起人は、「委任状」が必要)

発起人全員の「印鑑証明書」が必要ですので、
発起人は、あらかじめ2通づつ印鑑証明書をとっておきましょう

出資、その他



その他の発起人の役割としては

  • 出資の履行(発起人1人の個人口座に、出資額を振り込みます)
  • 設立のための契約、準備行為(事務所の賃貸借契約など)
  • 設立に関する責任を負う。

などです。