株式会社設立 > 株式会社設立FAQ > 個人事業と会社設立の開業手続き

Q

 個人事業と会社設立の、「開業するための手続き」の違いは?




A


「株式会社設立」⇒定款の認証、登記、各種届出
「個人事業」 ⇒税務署への「開業届出書」




個人事業は、開業手続きがかんんたん



個人事業をはじめるときに、最低限必要なのは、
税務署への「開業届出書」のみです。

県や市への届出書も必要ですが、
税務署への「開業届出書」提出で、県・市への提出が終了する場合が多いです。

そのほかに、「必要に応じて」以下の書類を提出します。
 ・所得税の青色申告承認申請書
 ・青色事業専従者給与に関する届出書
 ・労働基準監督署などへの手続き(人を雇ったとき)


会社設立は、手続きが大変



会社設立の場合、以下のような手続きが必要となり、複雑で大変です。

そのほかに、「必要に応じて」以下の書類を提出します。
 ・青色申告の承認申請書
 ・源泉所得税納期の特例承認の申請書
 ・棚卸資産の評価方法の届出書
 ・消費税簡易課税制度選択届出書
 ・労働保険 保険関係成立届(人を雇ったとき)
 ・労働保険 概算保険料申告書



このように、会社設立の場合、手続きが大変で厳格な分、
それだけ「社会的な信用」を受けられる、ということもできます。